嵯峨のはてなブログ

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RTAinJapan2021Winterに武蔵伝解説で参加して。～イチャイチャートと呼ばれた理由を本人が考えてみた～

みなさんこんにちはこんばんは。

RTAinJapan2021Winterでブレイヴフェンサー武蔵伝の解説を務めた嵯峨です。

一応RTAを見て解説を楽しんでいただいた方向けの記事となっています。

まだ見てない人はぜひ見てね。

www.youtube.com

記事の執筆中ではまだRTAinJapanが開催されているので

よろしければそちらを見ながらでも読んでください。

www.twitch.tv

 

GanMaさんはともかく私は抑揚のない声であまり活舌がよくなく、

ハキハキと流暢に喋るのが難しい人間だと思っているので

(序盤特に私かなりたどたどしく、言い間違いが多かったと思います。)

今回ゲームの内容や解説するために気を付けたことという記事ではなく、

解説の私と走者のGanMaさんのやり取りが「イチャイチャしている」という風に

実際の出番の時のコメントやTwitterなどで好意的（？）にとらえていただいて

私としては当日真面目に解説に臨んだので訳がわかりませんでしたが

少し理由を考えてみました。

長くなりますが解説の裏側などを含めて

当日までの様子や背景などを紹介しようと思います。

このイベントで走者と解説が意見の相違で仲違いし、結果的に出場辞退という件を目にしたので

その真反対の評価をされている私たちの経緯を説明してみるのも面白いかなと思ったのです。

（悪い話題ばかり目に付くよりポジティブな内容が広まってほしいし。）

 

私とGanMaさんとの出会い

いろいろなバグの発見日や経緯などの紹介などもしたいところですが

それは今回置いておいて・・・

まずこちらの表をご覧ください。

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この表は海外の有志が作成した武蔵伝RTAのAny％の世界記録について記されています。

日付/西暦・実際のタイム・走者の名前・記録動画・備考・利用しているバグなど・

最後は大まかな時代を現しており色分けされています。

という事なのですが私が熱心に視聴していたのは赤線で囲ってある部分なのです。

武蔵伝のRTAの歴史の中の前半部分で新しい技を見つけた後も日本人走者は少なく、

その上に他の事に手を出したりしていたので視聴の機会が極端に減ってしまいました。

(最近はうれしいことに日本人走者が増えているそうです！)

という事で私の知識はこの時かなり古い状態なのです。これを覚えておいてください。

 

そしてある日事件（？）が発生するのです

2021年の7月25日

そのうち、いつか、できたら、武蔵伝のTASを作り上げて

武蔵伝のバグ動画をまとめた解説動画を作りみんなを驚かせてやろうと思っていたら

GanMaさんが解説付きのRTAの動画を投稿したのです。

先にいろいろとネタを紹介されて少し落胆してしまいました。

落胆のあまり少ししか動画を見られませんでした

(とか言いつつ私から先にTwitterフォローしました)

これが私とGanMaさんとの出会いです。

実際のイベントでは仲がいいと言われたりしていましたが

まだ出会って半年もたってないんですね。

そして私とGanMaさんはそのやり取りを最後にしばらく交流がありませんでした。

 

RTAinJapanに向けて

月日が流れてRTAinJapanの作品・走者募集が始まりました。

私はゼノギアスとソウルクレイドルという作品でRTAinJapanに応募をして

GanMaさんは武蔵伝で応募しました。

そして実際の当落は・・・

 

GanMaさんがRTAinJapanに当選します。

(喋る事決めておこう…とかぬかしてるなこいつ！！)

落選した私はせっかく武蔵伝がこの大舞台で披露されるのに、

注目もされずに見ているだけなのかと思ってしまい行動に出ます。

そして北米版の武蔵伝のTASがPianomanさんによって完成したので

こちらの日本語解説を担当させていただくことに。

もちろん知識は古いままです

 

そして当落発表から1週間後の11月13日にスケジュールが発表されて、翌日。

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立候補した甲斐があったのか解説者として抜擢していただきました。

GanMaさんの目から見たら

私はTAS製作経験者という事で信頼がおける存在だったのでしょうか

ほかにも現役でRTAしている方もいるのに採用していただきました。

 

そして動画の解説の方も期待されています。

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えー実はTAS動画の解説なのですができるだけ早く投稿するとか言ってましたが

忙しいのと気分が乗らないという事で

この前日(13日)ぐらいにようやく初めて取り掛かりました。

なるはやとはいったい。

 

とりあえず一旦14日時点の宿題を整理します

チャート：GanMaさん

台本：GanMaさん、（無理なら私が自分で）

配信：夜やってたら私が見に行くまたはアーカイブを見る

解説動画：私が早めにつくる

 

この日はいったん解散となりました。

 

RTAinJapanまであと1か月

そして2週間が経過して再び連絡がきます。 11月30日

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私の知能テストが始まります。
本番当日いきなり話を振られても答えられる自信がなかったので

意地悪しないで聞きたいことがあれば事前に教えといてよ！と伝えます。

実際にストーリーなどの流れは分かりますが、細かい所や登場人物の名前などは

憶えていなかったので自分でもおさらいはしようと考えました。

2週間経過しましたが・・・

お互いの成果物の提出はなく、進捗状況は芳しくありませんでした

ちなみに結局配信については直前まで1度もお邪魔していないのです。

(アーカイブは数回確認しました)

 

というか私たすんがすのメンバー集めや開催に注力してました

そしてフレッシュファンデーション5というゲームをやっていました。

GanMaさんからのチャートを参考に解説動画も作っちゃえという

思惑(ただの先延ばし)がありそれを待っていました。

 

3日後の12月3日にチャートの骨子がまとまったとのことで送ってもらいました

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これで少し動画制作のやる気が起きてきましたが、

結局たすんがすの翌日、12月13日までほとんど進みませんでした、

ストーリーの復習もしてなかったです。

そこからはGanMaさんのチャートとRTA動画を確認しながら

本格的に動画制作を始めました。

 

本番まであと5日

12月23日(木)

解説動画のPart1が月曜頃に完成していて金曜日に投稿予定。

www.nicovideo.jp

気持ちにようやく余裕が出てきました。

ん？本番まで残り5日・・・？まずいな。

GanMaさんに連絡します。

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12月25日土曜日のクリスマスは断られました

ちなみにこの時点で私の台本は白紙、(これ書いてもらえない奴・・・)

GanMaさんの台本は自分で喋る分で大きな腕輪鑑定まででした。

 

ここで独断と偏見ですが私とGanMaさんの特徴を記しておきます

嵯峨：怠け者、陰、バグ発見力〇、アドリブ×

GanMa：遊び人、優男、面白さ〇、アドリブ〇

 

日曜に向けて急いで台本を書きあげます。

デジキューブの攻略本を片手に実際にいろいろプレイしたり

必要な部分を他の人のプレイ動画で確認しながら9000字越えの文章を用意しました。

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(顔合わせは画面共有とTwitchを同時配信すると思ってたが画面共有だけでした。)

 

26日の日曜日 RTAinJapan開幕

出番まであと2日という状態で初顔合わせ！仲が良いとはいったい！？

私が言い出さなかったらこれはぶっつけ本番だったか！？

ここまでの流れを見ればわかると思いますがお互いかなり緩いです

GanMaさん結局あと2日になっても台本を更新せず、

RTAの練習してました(笑)という旨の発言をしていました。

 

私としては親睦を深めるためにかるーく雑談でもしながら

一通り見せてもらおうと思ってたのですが(タイマーなしでもいいぐらい)

全然解説してもらっていいですよ、ということで急にRTAが始まりました。

用意した文章が長すぎる部分と展開の速さでまったく序盤は解説できず

結局その後も要所で解説はしますが、無言の時間が気になるのと

5章6章はあまり文章を考えて来ていませんでした。

ですがそんなに焦ることなく和気あいあいと進んでいきました。

この時点で私は解体真書をあまり読んでおらず、

逆にGanMaさんは解体真書を読み込んでおり

お互いの不足している情報やRTAに使える知識の交換などをしていきました。

普段から武蔵伝の配信を楽しく明るくやっていることを知っていたので安心できました

 

顔合わせしといてよかったー、なんとかなるでしょ(笑)お互いもうちょっと話すこと勉強するかーという雰囲気で通話が終わったような気がします。

 

幸いにも昼に通話を開始していたので出番までまだまだ？時間がありました

 

RTAinJapan第1走者のクロノトリガーをみてこのままだとだめだと反省、

解説はバンくん、走者はやわらぎらいと44 二人とも知り合いですが、

しっかりと楽しくわかりやすい解説をしていました。喋りなれてるぅ。

 

その後も一応RTAinJapanを開きながら顔合わせの時のことを踏まえて

話す時間の調整や文章量や知識量をプラスしました。

解体真書も読んでみたのですが、これGanMaさんが言ってたやつ・・・！状態でした。

結局27日も引き続き作業を続けてゴルフやスイクンのミームも取り入れながら

台本の文字数は20000を超えました。

はっきり言ってかなり勉強しました。

せっかく解説できるのにまったく下手なもの見せられませんしね

 

28日本番当日

待機室という場所で本番2~30分前、2日ぶり2回目GanMaさんとお話しします。

GanMa「結局昨日勉強してないので知識量増えてません～★ｗ」

（まあまあ全然それはいいんですよ）

運営「お二人の音量バランスに指定はありますか？」

GanMa「僕たち一応同じぐらいの量を話すから同じぐらいでいいかな？」

私「前回より解説の文章量を増やしてきたので基本的に私が喋ってもいいですか？ｗ」

GanMa「おｋ－ｗ」

私もGanMaさんも当日お互い想定外のやばいムーブをしてますね。

一応タイトルをもう一度読み直してください、GanMaさん糾弾記事ではないです。

練習している時間はなくぶっつけ本番で台本を読み上げていくことになりました。

ただし、GanMaさんの疑念や不満が出ないように

序盤のシナリオ解説のタイミングや細かい解説は省く可能性がある

多くの人に楽しんでもらいたいという旨を伝えました

これらはお互い意見の一致するところで理解していただきました。

そして茶番や掛け合いなどの事前打ち合わせなどは一つもないです

ということでGanMaさんが話しだしたシーンは

すべて想定外のアドリブということになってます。

これって私が初めに危惧していたいきなり話を振られても答えられないって奴では！？

私が喋っていないシーンで急に話を振られても面白い返しができずに

だいたい「はい」としか答えられなかったりするんですよね。

私が知らない知識を話されたときは肯定できずに"すごいですね"としか言えません。

そのシーンが不仲芸やバッサリ無視を意図的にしているように伝わったかもしれません

ですが想定外の面白い話も飛んでくるので笑っちゃいます。アドリブ力を感じます

教会脱出後の「解説遅いよー」や「解体真書の事を教科書呼び」等

私の言葉が詰まって黙っているシーンなどで、

GanMaさんがすかさずカバーなどが入ったりもします

これはすごく助かりました。

ここはGanMaさんの普段の練習量や実力が現れているシーンだと思います。

ながらでもほかの事をこなせてしまうんですね。

私の場合ですがRTAするときに他人の声や音が入ると集中力が削がれるので

それに考慮してスチームウッドスキップのシーンなど意図的に黙ろうとしたシーンでは

まだRTAが始まって序盤なので連携不足が垣間見えますね。

徐々にGanMaさんの緊張も解けて口数が増えていってるのがわかると思います。

 

このゲームはアクションRPGなのでミスすることがある前提で

動揺すると余計ミスに繋がる思うので

私は基本的にすべてを許容して応援する形のコメントをしていましたが、

もともとの口が悪いところがあるのでいくつか刺々しい発言も出たりしました。

その辺が余計にイチャイチャしているように見えたのかもしれませんね。

(トポのダンスの失敗はかなり咄嗟に素が出た気がします笑)

 

元々GanMaさんのアドリブ？トーク力が高いと示す証拠のツイートが見つかりました

いろんな方々とイチャイチャしてるみたいです！！

相手は誰でもいいみたいです幻滅しました。

という事で面白いトークをしながら

武蔵伝のRTAをしているGanMaさんの配信はおすすめですよというお話でした。

www.twitch.tv

ゆるーく楽しく相手を尊重してやっていきましょう。

仕事じゃないんですから。